突然ですが、みなさんは玄関の鍵を失くしてしまったことってありますか?この記事では私の鍵にまつわる最近の出来事を通して、自分で鍵を開ける際の注意点や、最終的にプロの鍵屋さんに頼むことになった理由についてもお話します。

先日、夜遅くに帰宅したときのこと、玄関の鍵を開けようとすると、カバンの中に鍵がないことに気がつきました。私は普段、忘れ物がないようによほど気を付けています。つまり、この状況は初めてだったということもあり、一気に不安が押し寄せてきました。家の中には誰もいないし、どうしようとパニック状態に…。
どこで鍵を失くしたのか、思い返してみても全く見当がつかないのです。あいにくその日は勤め先との行き来ではなく、休日の外出時のトラブルだったため、夜遅くに今日一日の歩いた道をすべて探し回るのは、到底不可能な状況でした。

自力で鍵を開けてみる

家の前をウロウロしていても埒が明かないので、まずはどうにか自力で開けられないか挑戦しました。ひとまず、YouTubeやインターネットで鍵を開ける方法を検索して、出来そうなことを試してみました。針金を入れてみたり(代用で事務用のクリップを伸ばしてみましたが、長さが足らなかった)、クレジットカードをドアの隙間に差し込んだりしてこじ開けようと考えましたが、当然、どれもうまくいきませんでした。そもそもこのような方法では、鍵や玄関ドアを傷つけてしまいそうでなかなか思い切れません。

つぎに、別の入り口から家の中に入ることを考えました。窓を割って入ろうかとも思いましたが、一か所割るだけで窓をまるごと交換しなきゃだし、こんな夜中にガラスの割れる音がしたら、ご近所にも迷惑になってしまいます。下手をすると、泥棒に間違えられて通報されてしまうかもしれない…。
窓を割る方法も、賃貸物件ということもあり、実力行使にでるのは断念しました。

専門の業者に頼る

万が一、むりに家の中に入れたとしても、ドアや窓を傷つけたり壊したら修理費はどうしよう?もし鍵を拾った人物が私の後をつけていて、犯罪に巻き込まれてしまったら?などなど、考えれば考えるほど不安が募ります。結局、自分で開けるのはリスクが高すぎると感じ、出張してくれる鍵屋さんを探すことにしました。

ホームページから何件か連絡をしましたが、すぐに来てくれるとのことでお願いすることにしたのが、東横救急という鍵の業者です。

私が今回依頼した東横救急の情報です。

サイト名東横救急
住所〒182-0006
東京都調布市西つつじヶ丘3-34-2
営業時間24時間365日
オンライン見積もり・相談
電話番号0120-613-517
営業エリア東京都、神奈川県、千葉県 、埼玉県
(地域外でも電話で受け付けているそうです)
サービス内容鍵の修理
鍵開け(金庫の鍵、車の鍵、自動ドアの鍵、電子錠など)
鍵の交換
鍵の作成・合鍵製作
イモビライザーキー作成
鍵の取付
支払い方法現金・クレジットカード・PayPay
URLhttps://key-solution.jp/

時間的にもう12時半をまわっていたのですが、ここは24時間365日営業していたので、すぐにオペレーターの方が出てくれたことで少し安心しました。同じような状況になった方のために、私が専門業者に依頼したあとの流れや体験を紹介しますね。

電話で住所や状況を伝える

まずは玄関の鍵を失くしたこと、どんな鍵か(詳しいことはわからないですが聞かれた通りに答えました)、現在地などを伝えました。「15分くらいで作業員が到着します」と言っていただけて、本当にすぐに来てくれることに感動しました。

作業員の方と合流、現状確認ののちに見積り

自分がどんな種類の鍵を使っているかなんて気にしていませんでしたが、うちの鍵は「ロータリーディスクリシンダー」というタイプの鍵だそうで、差し込むところの両側の側面がギザギザしている形状です。差し込んだときにこのギザギザの凸凹が揃ったときにタンブラーという基礎の部分が回転して、はじめて鍵が開くという仕組みだということでした。
単純なシリンダーキーよりも少し防犯性が高いものなので、鍵開けの作業費用は8000円でした。出張費は私の住所だとかかりませんでした。あとで調べたところ、もっと単純な作りのシリンダー鍵の場合は、東横救急さんでは1980円~でした。解錠する鍵の難易度や、鍵を壊すかどうか(壊す場合は部品代が別でかかります)、そして作業に来てもらう住所によっては、出張費がかかる場合もあります。もしみなさんも専門業者さんに頼むなら、事前にいくらかかるのか総額を聞いてから作業してもらうようにしましょう!
東横救急さんの場合はコチラが言わなくても、しっかり事前に説明してもらえたので、安心してお任せ出来ました。

いざ、鍵開け作業を依頼する

玄関ドアや窓の修理費に比べたら安いですし、藁にもすがる思いで作業をお願いしました。今回はピッキングという手法で鍵を壊さずに開けられるとのことで、作業員の方は棒状の専用工具を鍵穴に指して作業していました。作業開始から、ものの10分くらいで鍵無しで開いてしまいました。

お支払い

無事に鍵が開きひと安心。私が失くしたロータリーディスクリシンダーキーは、ピッキングはしづらいようになっているものの、紛失した場合は複製されやすいという弱点があるそうです。鍵交換もお願いしようか迷ったのですが、もう少し探してみてから再度お願いするかもしれませんとお伝えし、今回は鍵開けのみを利用しました。
作業員の方から、警察に遺失物届をだすようにアドバイスをいただいたので、さっそく届をだしました。

後日談

次の日、家で過ごしていると、届けを出していたキーケースが届けられたという連絡がありました。場所は、先日食事をした近くの飲食店。落ちていた場所から推測すると、カバンから財布を取り出した際、気づかずにキーケースごと落ちてしまったようでした。この一件があってから、落とし物をしないようにカバンへ入れたキーケースを、チャックのしまるポケットに入れたり、東横救急さんの連絡先を携帯へ登録したり(笑)しています。作業員さんからも聞きましたが、私の鍵は紛失したら複製されやすいという点が気になるので、いまはもう少し防犯性の高い鍵に付け替えてもいいか、物件の管理会社へ相談しようと思っています。

体験談まとめ

はじめて専門の鍵開け業者さんにお願いしてみましたが、あのまま自力で玄関や窓をこじあけたり割っていたら、どのくらい修理費がかかっていたでしょうか。餅は餅屋と言いますが、困ったら専門知識や経験のある業者さんにお願いすることをおすすめします。急ぎで今回頼んだ東横救急さんは安心してお願いできるところだとわかりましたが、検索すると中には作業後に追加で料金を請求されたりする悪徳業者も存在しているようです。もし余裕があれば、実際に利用した体験談を見ると良いかもしれません。東横救急さんのホームページの「お知らせ」というところに、他の方の事例なんかもありました。この記事を読んでいただいた方が鍵でお困りの時は、わたしの体験が参考になれば幸いです。

#鍵の紛失#鍵屋さん